せっかく大豆製品食べていたのに、効果なかった!?
- Ayaka Shimo
- 7月28日
- 読了時間: 2分
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするので、若返りの成分と言われることもあります。実際には、大豆イソフラボンの一つであるダイゼインが腸内細菌により代謝されることで、「エクオール」ができます。エクオールが、女性ホルモン(エストロゲン)と似た構造をしているので、エストロゲンのような働きがあると期待されています。
実際、体内でエクオールを産生する人は、更年期症状が軽い、大腿骨の骨密度が低くなりにくい、体脂肪率が上がりにくいなどの報告があるのです。ですから、大豆製品は女性の体に良い働きをするので、食べましょうということになるのですが・・・
みんながエクオールを産生できるわけではないのです。日本人のエクオール産生率は50%、20代の女性は約20%しか作られないという報告があります。つまり、大豆製品を食べていても、若い女性に関しては、5人に1人しか効果が期待できないということになります。
そこで、自分がエクオールを産生できるのか測定できる「ソイチェック」という検査があります。尿検査でエクオールを理想量作れているのかがわかります。もし十分に作れていなければ、エクオールサプリメントで補うことができます。エクオールサプリを摂取すると、ホットフラッシュや肩こり、手関節痛などの更年期症状の改善、骨密度の低下予防、シワや薄毛の改善、脂質代謝(LDLコレステロール)の改善効果が期待できます。エクオールを産生できる方でも大豆製品を取れなかった日などは、サプリメントで補うことができます。
自分がエクオールを産生できているのか気になる方は、クリニックで検査可能ですので、ご相談ください。また、クリニックでのみお取り扱いしている「エクエルプチ」もご購入可能ですので、不足が気になる方はご検討ください。
